〜・〜・〜 この他にも、いろいろな手口で契約を求めてきます。 〜・〜・〜
 
≪被害事例≫
用 途
工場
内 容
事前に電話で点検連絡が入る。他の設備関係業者と間違えて入室許可をしてしまう。
途中で消火器点検と気付き、担当者が作業の中止をさせるが、すでに消火器37本の機能点検をしたと通知される。請求額の一部を支払った。
用途
事務所
内 容
月曜日に点検に行くという内容の電話があり受付で受ける。月曜日の午前中に男性2名が現れ、担当者が契約業者と思い契約書にサインした。その後点検を実施したが、 30本の金額に不審をもち、契約業者に電話し即作業中止を要請する。警察もきたが介入できず。 契約業者の担当者も即現場に行くが、結果18本分の点検料金を支払うことになった。
用途
工場
内 容
15時20頃に「○○ですが、工場長は居ますか?」との電話があり、「工場に出ています。」と返答したところ、「後ほど伺います。」と電話を切った。10分後に男性2名が訪ねてきて、工場長に消防設備士の免状を見せ契約書にサインを求められ応じたところ、素早く点検が開始され、工場内の消火器のキャップを次々と開けていった。工場長が何か変だと気付き作業を止めさせたが、21本が開けられていた。結果的に21本分25万円を支払った。
用途
店舗
内 容
正午近くに、「○○ですが、15時頃に点検に行きます。」と電話があり、対応した店長が、店舗のレジ保守点検業者と聞き間違え、「レジの点検ですね。わかりました。」と返答したところ、14時頃に男性2名が来店し、契約書へサインを求められ、内容を確認せずサインをしたところ、1名が素早く店舗に向かい、契約書を改めて確認した店長が不審に思い、もう1名に点検の中止を求める間の約5分間に8本の蓋を開けていた。消火器8本分の点検料11万を支払った。
 
≪未然に防止した事例≫
用 途
工場
内 容
12時頃、点検業者から「今日午後から消防設備の点検に伺います。」との電話があったが、当該工場の係長が「どこから依頼されたのか?」と問い掛けたところ電話が切れた。同係長が工務担当者に消防設備の点検予定について確認すると予定がないことが判明。不審に思い同一敷地内の子会社についても注意を促すと、すでに電話連絡で事前に点検することを了承してしまっていた。急きょ、工場入口付近で訪問してきた点検業者に契約しない旨を告げ、未然に防いだ。
用 途
工場
内 容
13時45分頃、従業員に「14時頃に点検に行く。」との電話連絡が入り、「分かりました。」と返答したが、その後工場長に連絡したところいつも依頼している消防設備点検業者ではないので不審に思い、依頼点検業者に問い合わせたところ、契約しないようにと指示された。14時30分頃、男性2名が来て身分証明書の提示を求めたところ、消防設備士の免状を示した。値段を聞いたところ「やってみないと分からない。」との返答であり、「そんな点検の仕方はないのではないか?」と言うと何も言わずにあわてて帰っていった。
用 途
作業場
内 容
当該施設に「点検に伺います。」という電話があり、1〜2時間後に「消火器の点検に来ました。」と男性2名が訪れる。電話を受けた職員と別の職員が対応、相手は「先ほど電話で点検する旨を伝えてある。」と言ったが、職員は取引業者が決まっていると言って断わった。すると「確認してくる。」と言って、逃げるようにしていなくなった。
 
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